私について

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自己紹介

関西在住1児のママです。母子で生活をしています。

趣味は海外旅行・読書・運動です。職業は幼児教育関係で、講師をしています。フルタイム勤務をしながら息子を育てています。

養育費なしで頑張っています。まだ子どもが幼い頃は、「ちゃんと育てられるのだろうか」「なぜ次々に試練が来るのだろうか」という不安との戦いでしたが、いつも不安感を抱いていると、子どもに良い影響を与えるどころか、子どもにも不安が伝染してしまうと感じました。

落ち着いて冷静に、何ができるかを考えてみようと思いました。

まずは、「自閉症を知る」ことによって、様々な難しい場面での対処や適切な声かけを実践しようと思い、本で情報収集をしたり、療育施設が開催している勉強会などにも参加しました。他にも受けられる社会支援や、子どもが成人を迎えた後の経済的な部分では、今のうちから知っておくべきことはたくさんありました。

今出来ることから少しずつやる。特に障害児を持つ働く親御さんは仕事もしなければならないので、自分の心身のケアも大事にして頂きたいし、私も自分の健康には気を遣って何事も完璧を求めずに、ゆるくやってます。

私は、日本で出会った20歳も年上のフランス人と結婚したものの、2年足らずで離婚となりました。

私は当時から会社員だったため、フランスが恋しいという元夫の要望で、産休・育休はフランスで過ごし、フランスで出産しました。(これが今思えば大変な間違いでした。)

日本では私と結婚した後は定職にも就かず、無職の困った元夫でしたが、フランスに行ってからは、さらにモラハラになり、遂には「もう日本には帰らない」と言い、「(私が)フランスでも働けるようにフランス語レッスンと職業訓練を受けろ」と言われました。産育休中のフランス一時帰国のはずが一気に状況が変わってしましました。

それからは喧嘩を繰り返し、妊娠8ヶ月から離婚のプロセスがはじまり、本来幸せなはずのマタニティライフは過ごすことができませんでした。

私は育休中の身だったので、子どもを連れて帰って、仕事復帰し、生活をして行こうと思っていたのですが、夫の承諾なくして子どもを日本に連れて帰れず、在仏の日本人弁護士事務所に泣きついて裁判となりました。

弁護士さんからは「フランスで生まれた場合、フランスで育てる方がいいと判断される場合が多い」と聞いていたので、裁判の結果が出るまでの数ヶ月は生きた心地のしない日々でした。

待望の我が子と会えたと思ったらいきなり別れ、そんなことってあるんだろうかと、自分がした結婚、渡仏という選択を呪っていました。

4ヶ月後、裁判の結果がでて、弁護士さんから「連れて帰れます」の電話を受け取った時は夢じゃないかと思いました。その日はちょうど私の誕生日でもあり、この奇跡を神様に感謝しました。

その後、子どもが2歳までは実家で過ごしていましたが、3歳になる時に近くに家を借りて2人の生活を始めました。

その矢先に保育所からも発達障害を指摘され、4歳の時に診断がおりました。

精神的に参った時期もありましたが、子どもが5歳まで成長した姿を見ながら、他の子たちより成長は断然遅いけれど、日常生活でのちょっとした進歩や、笑顔を見るととても嬉しく、幸せを感じるようになりました。

何よりも、離婚や裁判を通して大変な思いし、子どもの監護権をとった時には、「どんなことがあってちゃんと育てる」と誓いました。

早速の大きな試練でしたが、私の所にきてくれた命、必ずきちんと育てなければという思いが勝ちました。母親暦としてはまだまだですが、できるだけポジティブに、楽しく暮らしていこうと思います。

障害を持つ子どもの状態を見つめながら、10年後、20年後の姿をイメージしてしまうと、「ちゃんと成長して、自分のことを自分で出来るようになるのだろうか」と疑念が湧いてきてしまいます。

冒頭の部分でも、知ることが大事だと書きましたが、先のことを調べることは自分とって怖いことでもありました。「自立などできないんじゃないか」「私が亡き後はどうなるのか」…。しかし、それらをずっと心配していても、明日子どもが何か変わるのかといえば変わりません。

時々、裁判をした時のトラウマのような思い出や、憤りが頭をよぎる時が今でもあります。

しかし、そのようなマイナス感情や過去が今の自分に良い影響があるとは思えません、(教訓にはなりましたが‥)

過去や未来ではなく、「今この瞬間を生きる」を心に決め、

先のことに対する計画も考える。しかし先のことを心配しすぎないというバランスを取って上手く日々を過ごすことを意識しています。

現在の元夫との関係についてはこちらをご覧ください。

最後まで読んで頂きありがとうございました!

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